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高齢化社会に外構が出来ること 『東京都福生市の外構・お庭の専門店 BLOG』
【東京都多摩地域の外構・庭・エクステリア専門店】 私達は福生市を拠点にあきる野市、羽村市、昭島市など 東京都多摩地域に密着した外構・お庭造りを行っております。 オーダーメイドの外構・お庭はAsakura Gardenにお任せ下さい。 |
こんにちは!Asakura Gardenの朝倉 孝修です。 当ブログでは外構・お庭に関するお客様に役立つ情報の発信と Asakura Gardenの日々の仕事内容を更新してまいります。 私たちは『エクステリアは住まいの顔』を合言葉にお客様にとって『使い易く、居心地の良いエクステリア空間のご提案』と『面白さ・驚き・感動のあるプランのご提案』を心掛けております。 |
今日は現在も着々と進んでいる高齢化社会において、外構工事でできる高齢者の安全対策について考えてみたいと思います。
今後、益々深刻化していく高齢化社会。
高齢者の方々が日々の生活を少しでも安全に過ごすことのできる環境をお家の外周り(外構)からも提案していく必要があると思っています。
高齢化社会
現在65歳以上の日本人は3300万人に達し日本の人口の26%を占めていると言われています。
出生率が低下し平均寿命が延び劇的な高齢化が続き2011年には人口が減少し始めたそうです。
現在の出生率を元に今後の人口を予測すると2060 年までには65 歳以上が人口の40%を占め
総人口が8000万人まで減少するとも言われておりこれから更に日本人の高齢化は進みます。
65 歳以上の高齢者の事故発生場所1位は住宅!
65歳以上の高齢者の事故発生場所、第1位は住宅で全体の77.1%を占めています。
続いてが民間施設の8.2%、一般道路の6.9%と圧倒的に住宅での事故が多いことがわかります。
住宅での事故発生場所は階段、居間、寝室、庭といった所が多いようです。
また、その事故を具体的にみると窒息、溺死・溺水、転倒・転落が多く生活の中でも
食事中、入浴中、移動中が特に要注意で転倒・転落は死亡にまでは至らなくても
寝たきりなどの原因になることも多く、できるだけ予防が必要なようです。
外構工事で防ぐ転倒・転落事故
上記の住宅内での事故で外構といちばん関係が深いのは転倒・転落事故です。
では住宅の外回りで転倒・転落事故を防ぐためにどのような対策が出来るのか?
そして、高齢者の方が日常生活を送り易くするために何ができるのか?
今日は外構工事で出来る事故対策や高齢者の日常生活の負担を
少しでも軽減できる方法について考えたいと思います。
まずは何と言ってもお家の外周りの環境を整備することが大切だと思います。◇まずはお家の外周りの環境整備が大切
ご高齢の方のご自宅の外周りを拝見すると、手が行き届かなくなって植木や雑草が生い茂ってしまっていたり、必要のなくなった植木鉢や生活品など、物が無造作にお庭に置かれているのを見かけます。
伸びた植木はその枝で怪我をしたり、伸びた雑草は足を引っかけて転倒する恐れがあります。庭に置かれた、使わなくなった生活品もつまずき・転倒の危険などが考えられますので、お家の外周りの特に生活導線は、なるべくきれいにしておく事が大切だと思います。
玄関の階段などには手摺りを設けましょう。◇手摺りの設置
現在、手摺りがついていない築十数年のお家でも、外構工事で手摺りを取付けることが出来ます。
階段を上る事が不自由な方、そして車椅子の方が、安全かつ日常生活の負担を少しでも軽減するためにスロープを設けてみてはいかがでしょか?◇スロープの設置
スロープはもちろん、スロープ上に転落防止の為の手摺りも外構工事で設置することが可能です。
リビング前にウッドデッキを設置することで室内の階段での事故や日常生活の負担を軽減しましょう。2階建ての家ですと洗濯物を干すのに1階の洗面所から2階のバルコニーまで階段を上がることがほとんどです。階段を上がる負担やリスクを回避するためお庭にリビングからバリアフリーで出られるウッドデッキを造り、そこで洗濯物などを干す事により事故を防ぐことが出来ます。◇ウッドデッキの設置
上記のようなことが高齢化社会において、高齢者が安全に日常生活を送るために外構で出来る取り組みだと考えます。高齢化が進めば少子化が加速します。看護師や医師などの医療業界の人材不足、社会保障費の増大、介護負担の増大など、そういった社会問題を考えると高齢者が健康に日常生活を送れる事はこの国にとって非常に重要なことだと思います。
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